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記憶と幻想

みんなのいえ

今回家を建てようと思ってからこれは見なくてはと思っていたのが、三谷幸喜の「みんなのいえ」。もともとこの人の作品は好きなものが多く、まあ当たりはずれもあるのだがとにかくこの機会に見ない手ははない、とずっと思っていた。
ところが、近くのレンタルビデオではこの作品はビデオ(VHS)しか置いていない。家は数年前にデッキが壊れて以来ビデオデッキというものが存在しないため、DVDレンタルを待つことしばし。といっている間に現実は着工寸前まで来てしまっている。まあそうは書きながらほとんど忘れていたのだが、先日ふらっと立ち寄ったCDショップにてDVDを発見。買うほどのものではないと思いながらも、今見なければという思いに駆られ気がつくと購入。

内容としては、家を作るとかそういうことに身近な人にはそこそこ楽しめるのではないだろうか。その辺りは文才もないので各自の判断とされたい。
代わりにいくつか気になったこととか感じたことを。

「内開きドアなんて見たことねぇっ」というやつ。内開きは人を招き入れると言う意味でいいとかいう話を宮脇壇の著書で読んだ覚えあり。でも広くないとできないのだね。確かにくつを脱ぐところも確保できないなーうちでは。でも内開き、結構好きではある。

一番いいなと思ったシーンは完成披露パーティーで八木亜希子が障子越にお父さん(田中邦衛)が縁側にいることに気づいて正座して障子を開けるところ。上手く言えないが見ればどのシーンかはわかるでしょう。何がいいかもよく表現できないけど、障子っていいな、と思ったのだった。それだけなのだが。

結局普通の(どちらかというとださい?)家が建つのであるが、いろいろ考えさせられることではある。誰のために建てるのか、外観にはなぜどのくらいこだわるのか、機能とデザインのバランスとか。そんなたいそうなことは言っている映画ではないが、タイミングがタイミングなので・・・。
いったい家に何を求めているのだろう?欲しいものを並べるだけではないことは確かなようだ。
by choota | 2005-06-14 00:04 | その他
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土地を購入して建築士と家を建てる記録と、それに付随して起きる数々の物欲の備忘録

by choota
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