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記憶と幻想

参考にした本たち(1)

何事でもそうなのだが何か購入しようとか作ろうとかする場合、私はまず情報を集めまくる。そして自分の中でイメージをつくっていきそういう中で自分の好きなもの・嫌いなものがだんだんはっきりしてくる。こういうことを何日も何日もイメージしていくうちに(単に楽しいから夜な夜なつい考えてしまうだけだが・・・)、何か心地よい場面のイメージが浮かんでくるのだ。それが求める目標のベースになっていく気がする。
こう書くとなんだか胡散臭い感もあるが、高い買い物になればなるほどこの過程を通る。もとより何でも自由に買える境遇ではないのでまずは想像&創造で盛り上がるのだ。梅干を見ながら白飯を食らうようなものか?

さて、本題。家を建てるイメージを膨らませる情報を得る手段であるが、まずは本である。他にはパンフレットとか展示場とかWebだとかあるが、本や雑誌にかなうものはない(自分の場合)。今回はまず雑誌変遷の第1話。

一番最初に「おっ、家を建てるってこういう楽しみがあるんだ」と強く思ったのが、「男の隠れ家」(あいであらいふ社)のDen特集。この雑誌は中高年のライフスタイル情報誌とのコメントがあるが、つまりおっさんか。まあいい。特集自体は階段の踊り場を書斎にしたり、トイレが書斎とかの変わったものも多数あったが、ともかく「何か普通の人でも家を建てられるのではないか」と強く心を動かされたきっかけだった。それまでは遠い世界の話だと思っていたので。つまりなんだか趣味の延長に家作りというもあるのではないか、という感覚を持ってしまったのだ。

それから通る道は定番の雑誌へと向かう。次回へ続く。
by choota | 2005-10-30 00:51 | その他
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土地を購入して建築士と家を建てる記録と、それに付随して起きる数々の物欲の備忘録

by choota
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